Taylor（テイラー）Builders Edition K14ce V-Class

Description

1974年の創立より厳選された木材選びに加え最新技術を導入し、熟達したクラフトマンの手によって生み出されるテイラー・ギターズ。世界中の様々なジャンルのアーティスト、ミュージシャンから高い評価を得ております。現在、アメリカ国内ではトップクラスのシェアを誇っており、創立以来プレイヤーを魅了し続けるトップブランドです。

マスタービルダーとして新製品の開発を行なっているアンディ・パワーズ氏から2018年”NAMM SHOW”にて新たなブレーシング・パターン『V-Class』が発表となりました。この”V-Class”ブレーシングは今後、アコースティック業界の常識をひっくり返すかも知れない最新技術で、大半のアコースティックギターはXブレーシングというX字型のパターンが一般的でしたが、本作はボディエンドからサウンドホールに向けてV字型になったスタイルが特徴的で、より豊かな響きと高音域～低音域まで力強さのあるサウンド、伸びるサスティーンも実現した最新のブレーシング技術でございます。またV-Classギターは見分けるのが非常に簡単で、黒のグラファイト・ナットが目印となっております。

そんな”V-Class”ブレーシング搭載モデルの中でも、注目を集めたのが「Builders Edition K14ce V-Class」でございます。通常のK14ceをベースにトップにはシトカ・スプルース、バック＆サイドには希少なハワイアン・コア、25.5インチ・スケールのネックにはトロピカル・マホガニー、20フレット仕様の指板には深く豊かな低音域と高音域の太さが得られるウェスト・アフリカン・エボニーを採用。何と言っても注目すべき点が、ボディのエッジ処理（角）が滑らかになり抱え心地は改善され、よりハイポジションへのアクセスをスムーズするベベルド・カッタウェイ、より快適な弾き心地でストレスを感じさせない面取りされたベベルド・アームレストなどプレイヤーが弾きやすいと感じる新たな試みが施されております。なおルックスも指板のスプリング・ヴァイン・インレイや、コア材とパウア貝によるバインディングなど造形の美しさとマッチした豪華な装飾も魅力的でございます。

サウンドはコア材からの力強くパンチの効いた中音域、独特の歯切れのよいサウンドが特徴的でフィンガー・ピッキングのサウンドをより個性的に演出してくれます。さらにグランド・オーディトリアム・シェイプからはテイラーらしい安定したサウンドで、ピッキング・プレイからフィンガー・ピッキングまでも対応。ピックアップ・システムには新たに開発された「Expression System 2」を搭載し、ブリッジ部のサドルの後ろ辺りに設置されており、よりクリアなサウンドが得られ、ヌケが良く非常に輪郭の優れたアコースティック・サウンドを実現しております。歴代のモデルの中でもトップクラスの演奏性を誇り、ゴージャスなルックスにエキゾチックなウッドマテリアルなど、ネクストステージへの進化を感じるモデルに仕上がっております。

Specification

Top: Sitka Spruce
Back & Side: Hawaiian Koa
Neck: Tropical Mahogany
Bracing: V Class with Relief Rout
Binding: West African Ebony
Fretboard: West African Ebony
Headstock Overlay: West African Ebony
Body Finish: Silent Satin
Nut/Saddle: Black Graphite/Micarta saddle
Tuners: Gotoh 510， Antquie Gold
Fretboard Inlay: Spring Vine
Peghead Inlay: Spring Vine
Armrest: Beveled
Abalone Trim: None
Rosette: Single Ring
Electronics: Expression System 2 (ES2)
Scale: 25 1/2"
Neck Width: 1 3/4"
Body Length: 20"
Body Width: 16"
Body Depth: 4 5/8"
Cutaways: Beveled Cutaway
Case: Taylor DLX Hardshell