ピンクダイヤモンドの世界
その稀少性と美しさから、海外のジュエリーコレクターやセレブたちが注目するアイテムとなっている「ファンシーカラーダイヤモンド」。その中でも特に人気が高いのが、ピンクダイヤモンドです。ファンシーカラーダイヤモンドの代名詞と言って良いでしょう。まずはピンクダイヤモンドの人気の秘密をご紹介しますので、こちらを是非ご覧ください。⇒「ピンクダイヤモンドの世界」正統派インテンスピンク、たいへん希少なピンクダイヤモンドです
最大の産出量を誇ったアーガイル鉱山の閉山以来、ピンクダイヤモンドの価格は高騰を続けていますが、中でも産出量の少ない美しいビビッドピンクやインテンスピンクは特に高価になっています。この0.089カラットのインテンスピンクは、“本筋”と言ってもよいカラーの美しさと、ラウンドブリリアントであるということも相まって、とても貴重なピンクダイヤモンドということができます。色鮮やかな美しいファンシーインテンスピンクです
このピンクダイヤモンドのカラーグレードは、ファンシーインテンスピンクです。ピンクダイヤモンドのカラーグレードとしては、“ファンシーインテンス”は“ファンシービビッド”に次ぐ二番目に“濃い”カラーグレードです。ピンクダイヤモンドには、パープル、オレンジ、ブラウンなど、ピンクカラーにわずかに他の色味が入っているものが多く、それらはカラーグレードに、“パープリッシュ”“オレンジィ”“ブラウニッシュ”など付加的な名称、“修飾色”を入れて表します。しかし実際には天然に生まれる千差万別のカラーを、人為的な数の限られたカラーの名称で区分するのは大変困難なことです。同じ名称でカラーグレードされている石でも、プロの目から見るとその色の幅はかなり広いです。
この石のカラーグレードには修飾色の名称は入っていません。つまりカラーグレードの名称としては付加的に他の色味は入っていないということです。では、実際に石を子細に観察してみます。天然のピンクダイヤモンドの色には、多少なりとも“紫味”が入っていることが多いのですが、この石にもそこそこの強さの紫味を感じます。ピンクダイヤモンドの持つ典型的な美しい紫味です。そのほかのオレンジ味、ブラウン味などは全く感じられません。この石の色の濃さはインテンスピンクの中でも“やや濃い目”のカラーです。ファンシーインテンスピンクという名前に相応しい正統派のピンク、とても濃く美しいピンクダイヤモンドです。
クラリティは良質なSI2
クラリティとは、ダイヤモンドの「透明度」を表します。天然のダイヤモンドはそれが生成される地球内部の状況によって、結晶の過程で様々な不純物を取り込みます。この内包物が多くなると透明感が欠け、輝きが十分に発揮できず、価値が下がります。内包物が少なくなるにつれ、産出量も少なくなり、稀少性が高くなります。SI2はプロが10倍のルーペを使って内包物を確認できるグレードです。ルーペで観察してみると、テーブル内に若干のフェザーとクリスタルはありますがどれも小さなもので、全体的には内包物の量はとても少なく、目立つものはありません。肉眼で内包物を見つけることは全くできません。稀少なファンシーカラーダイヤモンドとすれば十分なクラリティグレードです。
永遠の定番、エタニティ + ピンクダイヤモンド
中央にピンクダイヤモンド、左右に7ピースずつ真っ白な上質のメレダイヤモンドをセッティングしました。ピンクダイヤモンドは左右のメレダイヤモンドよりほんの少しだけ高めにセッティングしてあります。“つらいち”にすることもできるのですが、同じ高さに留めると白より色の濃いものは必ず“沈んで”見えます。やはり価値あるピンクダイヤモンドを“センターストーン”として扱ってあげるべきだと考えました。丁寧に作り込まれた上質なリングです
アームの幅は、2.5~2.8mmですので、しっかりとした存在感があります。全体的にたっぷりとプラチナを使用していますので、リングの重さは4.5gあります。安価なリングではこれの半分程度のプラチナしか使用していないものもあります。またリング内側の指と接する面の角を落として指当たりを良くしたものを内甲丸と呼びますが、十分な量のプラチナをアームの内側にも使用して丁寧に磨き込んでいるので、リングをはめる瞬間にリングが指に吸い付くようにフィットする着用感は最高です。
リングの側面は、“平面”を正確に作り出し、美しく磨き上げられています。細かいところまで丁寧に作り込まれていますので、手に取った瞬間に、高い質感を感じ取っていただけるリングです。
プラチナ950の輝きを引き出す
このリングには純度の高いプラチナ950を使用しています。よく使われているプラチナ900よりも硬く、変形にも比較的強い素材になっています。そして私たちは磨きます。私たちが持つ高い研磨技術で、プラチナを鏡面のようにピカピカに磨き上げます。細部までフォルムにこだわった優雅な曲線は、徹底的に磨き上げられることによって神秘的な光沢が生まれます。地金の艶やかさを最大限に引き出すこの磨き方は鏡面仕上げと呼ばれ、ダイヤモンドの輝きだけでなく、プラチナの艶やかな輝きにも目を見張ります。国内最大手のCGLの鑑定付きで安心です
CGL(中央宝石研究所)の鑑定書が付属しています。CGLは、宝飾業界の健全な成長、公正な取引に貢献することを目的としているAGL(Association of Gemological Laboratories 宝石鑑別団体協議会)の会員であり、大手百貨店での取り扱いも多く、国内最大手の信頼のおける宝石鑑定機関です。